センサー

空気圧センサーは、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンの絶対空気圧を測定するために開発されたセンサーです。

集積回路は、信号増幅・温度補償用の電子機器とピエゾ抵抗センサー素子とを組み合わせたものです。

アナログのレシオメトリック信号が出力されます。

液圧センサーは、軽油、ガソリン、水、エンジンオイル、ギアオイル、空気など、さまざまな液体の絶対圧や相対圧を測定するセンサーです。

このセンサーには、ピエゾ抵抗測定ブリッジを備えた薄膜技術のステンレス鋼測定セルが使用されています。各層はステンレススチールの圧力ポートに気密溶接されており、完全なメディア互換性が保証されています。

高品質性を実現しつつ、製品価格が抑えられているということが魅力の製品です。

ノックセンサーは、火花点火エンジンに使用されるエンジンの異常燃焼を検知する振動センサーです。エンジンが異常燃焼した際、センサーに内蔵されている重りが振動します。それにより発生した圧縮力は圧電セラミックスよって電圧信号に変換され 、加速度値に直接関連する上下限電圧しきい値が定まります。ボッシュのノックセンサーはコネクタをセンサーに直接統合することで、コンパクトなハウジングを実現しました。

ロバスト性、コンパクトなハウジング、および構造起因ノイズの正確な測定がこのセンサーの主な魅力となっています。

ラムダセンサーは、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンの排気ガスに残った酸素含有量を測定するセンサーです。この広帯域ラムダセンサーは、二酸化ジルコニウムセラミック (ZrO2) でできています。ラムダ0.65から空気までの範囲の単調な出力信号により、センサーはラムダ1測定および他の全ラムダ測定範囲のユニバーサルセンサーとして使用することができます。コネクタモジュールには、センサーのプロパティを定義するトリム抵抗が含まれています。

ボッシュの高い品質基準により作り上げられたロバスト構造が魅力の製品です。

ボッシュの複合圧力センサーは、圧力だけでなく周囲の媒体の温度も測定します。必要なコンポーネントを1つ減らすことが軽量化につながります。

ギアシフトセンサーは、フルスロットル時でもドライバーが上下に変速できるよう、エンジンの動作を制御するためギア段に対する相対的な力を測定します。

精密抵抗器と内蔵アンプから成る回路から、力に対応する出力電圧信号が提供され、この電圧がエンジンコントロールユニットに保存されている特定の値を超えた場合、各ECUアプリケーションに応じて点火と噴射を自動的に調整することができます。

高品質性、金属製ハウジング、デュアル機能の搭載、およびモータースポーツ用コネクタを備えたロバスト設計が魅力の製品です。

ボッシュのスピードセンサーは、誘導的にあるいはホールの原理に従って動作し、ホイール、カムシャフト、クランクシャフト、ターボチャージャーの速度測定を行います。

温度センサーは、油、水、燃料、空気の温度を測定することができる機器です。測定値は、エンジンコントロールユニットの制御やデータ収集において使用されます。

負の温度特性をもったNTCセンサーは、温度が上昇すると、導電率が上昇し抵抗が減少します。

ビークルダイナミクスセンサーは、直線加速度と回転加速度の物理的影響を測定するために開発されたセンサーです。この測定のために、MEMS測定素子が集積回路に入っています。

内蔵のセンサー素子周りの回転加速度により、微細加工されたセンサー部品の内部容量に影響を与えるコリオリ力が発生します。

また、純粋に表面処理されたマイクロセンサー素子で、3軸すべての直線加速度を測定します。回転加速度センサーと直線加速度センサーのこの組み合わせにより、車両の動きを正確に測定することができます。

直線加速度センサー3つと回転加速度センサー2つが組み合わさっていること、そして1Mbaudの高速CAN出力信号がこのセンサーの主な魅力です。